iphoneのバッテリー容量を最大限に使う方法と注意点とは?
iphoneを毎日のように使っていると、「最近バッテリーが弱ってきたかな?」と思うことがありますよね。
しかし、そこですぐにバッテリー交換に踏み切ってはいけません。
保証期間であっても、iphoneのバッテリー交換は必ず無償で交換してもらえるとは限らないからです。
実は、「AppleCare Protection Plan」の保証では、本来のバッテリー容量の50%を下回る状態まで劣化している場合のみが無償交換の対象となることを知っていましたか?
つまり、51%であっても新品のバッテリーと交換を望むなら有償となってしまうのです。
ここでは、iphoneのバッテリー容量を正確に把握して最大限に使う方法と注意点などについてご紹介します。
1.iphoneの「バッテリー容量」を把握して最大限に使う方法
iphoneは初期設定のままだと、バッテリー容量の表示が電池のマークだけなので、「パーセント表示」にして容量を把握しましょう!
「パーセント表示」にする方法は、iphoneのホーム画面にある「設定」から「一般」→「使用状況」へと進み、バッテリー残量のところをオンにします。
容量を正確に把握することが、バッテリーを最大限に使う方法の基本になりますので必ず「パーセント表示」にしておきましょう!
2.iphoneの「バッテリー容量」が減っていく原因と直し方
iphoneのバッテリーは正しい方法で充電していないと、フル充電したつもりでも100%の容量を満タンにすることができなくなってしまいます。
iphoneに使われているリチウムイオンバッテリーは、「継ぎ足し充電」をしてもある程度は問題の起こらないように作られています。
しかし、バッテリーに搭載されている制御コンピュータが容量を誤認識するようになってくると、本来の90%程度でも100%として充電を終了させてしまうのです。
この「誤認識」を繰り返すとどんどん容量が減ってしまいますし、そこに電池自体の劣化も加わると急激にバッテリーが弱ることにもなります。
ですから、1か月に1回程度はコンピュータチップに正しい値を認識させて直す必要があるのです。
「誤認識」したバッテリー容量を直す方法
- 100%まで充電した状態で2時間程度置きます。
- その後0%になるまで使い切って5時間ほど置いた後にまた充電します。
この方法で、バッテリーのリフレッシュができますので試してみてください。
「%表示」も正しい値が表示されるようになります。
ただし、日ごろから頻繁に同じことをしてはいけません。
普段は、残り20%くらいになったら充電し、フル充電したらすぐに充電をやめるようにしましょう。
3.「アプリ」を使ってiphoneのバッテリー容量を把握する方法
「BatteryInfo」というアプリを使うと、iphoneのバッテリーが持っている情報を一覧表示することができます。
BatteryInfoはバッテリー搭載のチップに組み込まれている値を読み込んで表示するアプリです。
ですから、純正のiphoneのバッテリーを使っている限りは、このアプリでバッテリー容量をきちんと把握できるはずです。
「Design Capacity」と「Current Capacity」が表示されるので、変化の様子が数値でわかりますし、充電の回数も表示されるため交換時期の目安にもなります。
4.注意!iphoneのバッテリー容量を減らしてしまう「使用環境」とは?
iphoneのバッテリーに搭載されたチップは、0%から100%までの充電を1回とカウントし、400回繰り返すとバッテリーが寿命に近づきます。
つまり、100%と認識される容量が減ってくると、実際の90%や80%の充電でもバッテリーが満タンになったと判断して1カウントになってしまうのです。
ですから、バッテリーの劣化は避けたいところです。
バッテリーを劣化させ容量を減らしてしまう原因の1つに高温があります。
直射日光のあたる場所や、高温になる車のダッシュボード内などにiphoneを放置するとバッテリーの劣化が進み、チップにもダメージを与えてしまうので避けましょう。
また、強い衝撃もバッテリーには禁物です。
落としたり、投げつけたりしないよう注意しましょう。
まとめ
iphoneのバッテリー容量を最大限に使う方法や、そのために必要なことをご紹介しました。
通常であれば、iphoneの購入から2年間はバッテリーがもつ計算になっています。
しかし、実際には1年以内にバッテリー容量が減ってしまっている例も少なくありません。
あなたのiphoneも、もしかしたら「バッテリーの充電容量が少なくなったような…。」と感じていたりしませんか?
バッテリー容量をきちんと把握し、正しい充電方法や使用環境を守って長く保てるようにしましょう。
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