iphoneで簡単に「テレビ放送」を見ることができる方法2つ
現在日本で販売されているスマホや携帯電話は、多くの機種に最初からワンセグ機能が搭載されています。
そのため、日本では屋外でも移動中でもリアルタイムでテレビを見ることが可能ですね。
近頃は、更に高画質なフルセグに対応した機種が続々と登場しているので、それだけ需要があるということなのでしょう。
しかし、iphoneには未だにワンセグ機能が搭載されていません。
でも、外にいたらワンセグでテレビ放送を見たいときもありますよね?
では、なぜiphoneにはワンセグが搭載されていないのでしょうか?
ここでは、iphoneでテレビ放送を見ることができる2つの方法についてご紹介します。
1.iphoneにワンセグ機能がない理由
現在iphoneにはワンセグ機能が搭載されていませんし、今後もおそらく搭載されないでしょう。
その理由には根拠があります。
Appleが開発、発売する製品やサービスは「グローバルモデル」、つまり世界中どこでも使える共通モデルであることがコンセプトの中心にあります。
もちろん、iphoneも同様の考え方で開発されています。
確かに、iphone5に関しては、通信回線の違いにより2種類のモデルが存在します。
でも、それは通信機器である点を鑑みてやむを得ずとった例外措置であると考えられます。
ワンセグでのテレビ放送がされているのは日本だけです。
しかも、デジタル放送の方式が日本とアメリカ、ヨーロッパ各国では違います。
日本は、「ISDB-T」、アメリカは「ATSC」ヨーロッパ各国はDVB-T2」という具合です。
テレビを見る方法をiphoneの基本機能として搭載することはそれほど難しいことでないはずです。
しかし、他国では需要がなく、更にデジタル放送の受信規格を1つにまとめられない以上はワンセグを搭載をする必然性がないのです。
事実、「iphoneでテレビを見る方法がないか?」と必死で探すのは日本に住んでいる人だけなのです。
2.iphoneで「テレビ放送」を見る方法2つ
iphoneにはワンセグ機能が最初から搭載されていませんが、実はテレビを見る方法がないわけではありません。
それどころか、テレビを見る方法は複数あります!
では、iphoneでテレビを見る代表的な2つの方法を挙げてみましょう。
①外部機器を使って「テレビ電波」を受信する
外部機器を使ってテレビ電波を受信し、それをiphoneに送って見る方法があります。
簡単なのは、直接iphoneに取り付けるワンセグチューナー「ちょいテレi」をDockコネクターにつないで受信する方法です。
チューナー自体は1万円ほどかかりますが、視聴に使うアプリが無料なのでリーズナブルに見ることができます。
ワイヤレスで見たかったら、ソフトバンクモバイルの「TV&バッテリー」やBitBayの「eSegTV」、IODATEの「SEGCLIP mobile」を使って見る方法もあります。
これらはすべて外付けバッテリーとしても使うことができます。
ただし、ワンセグ放送を見るためにはそれぞれ専用のアプリが必要です。
②「ストリーミングアダプタ」を使って映像を送る
他には、テレビやビデオレコーダーの映像をストリーミングアダプタで送って見る方法もあります。
映像を送るには「SlingBox PRO-HD」や「VULKANO FLOW」といったアダプタを使います。
映像はインターネット経由で送るため、機器を持ち歩かなくても「どこでも見られる」というのが特徴です。
しかし、機器自体の価格が高めで、特に「SlingBox PRO-HD」の方は、機器が35000円前後、専用アプリが3500円程度とかなり高くつきます。
アプリも有料なため、そこまでやって見る価値があるかというと少々疑問です。
まとめ
このようにiphoneでテレビを見る方法はありますが、画面が小さいですし決して見やすいとは言えませんよね?
あの画面でテレビを見るために、どこまで投資するのが妥当かをよく考えてから機器等を導入しましょう。
金額によっては、ワンセグ機能の付いたガラケーを別に持った方が割安なのではないでしょうか。
iphoneでテレビ映像を見たいなら、直付けのワンセグチューナーと無料アプリで見るくらいが適当といえるかもしれませんね。
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