iphoneの再起動とリセットの違いは?リセットする際の注意点も
「iphoneの動作が遅くなったり、不安定になったりしたときはどのような方法で対処しますか?」と質問すると、「再起動する」という人と「リセットする」という人がいます。
もしかして「再起動」と「リセット」は、ほぼ同じ方法だと思っていませんか?
実は、きちんと違いを理解している人は意外と少ないのです。
「再起動」と「リセット」はトラブルに応じてどちらの方法を選ぶか使い分けをしないといけません。
そうしないと、それが元となって更に新たなトラブルがiphone本体やアプリに生じるかもしれいんですよ!
ここでは、iphoneの再起動とリセットの違い、リセットする際の注意点についてご紹介します。
1.iphoneの「再起動」と「リセット」の違い
そもそも、「再起動」と「リセット」は似て非なるものです。
ちょっとした不具合のときは「再起動」すれば十分です。
iphoneの動きが今までより遅くなった、動きが重いと感じた時に取る方法が「再起動」してみましょう。
パソコンと同じで、「もう一回立ち上げ直し」という感じです。
再起動させる方法は、「電源ボタン=スリープボタン」を赤いスライドバーが出てくるまで長押しし、出てきたスライドバーを横にスライドさせるだけです。
この作業で一旦画面が完全に消えますが、数秒待ってから電源ボタン=スリープボタンを長押しすると、元のように再び起動します。
とても簡単な方法なので活用しましょう。
これに対して、「リセット」は、フリーズしてしまった時や、電源ボタンがうまく作動しない時などに強硬手段として取る方法です。
パソコンであれば、電源を使って無理やり終了させるのと同じ状態です。
2.iphoneを再起動するときの正しいやり方
iphone の動作が遅くなった、安定しなくなったと感じたら再起動してみましょう。
アプリ起動中であれば、ホームボタンを2回連続で押してアプリを終わらせます。
それでも、あまり変化がないようであれば、作業中のデータが失われないように保存してからiphoneを再起動させます。
つまり、再起動というのは、動きの悪くなったiphoneの調子を立て直すために、一度電源を落として再度入れ直すことです。
頻繁に行う必要はありませんが、たまにiphoneを再起動させて快適に動作するようにしておきましょう。。
3.iphoneをリセットする際の注意点
リセットとは、iphoneを通常とは違うやり方で強制的に再起動させる方法です。
リセットの方法は、iphoneの右上にある「電源ボタン=スリープボタン」と本体の下部にある「ホームボタン」を同時に長押しするという方法で行います。
Appleのロゴマークが出てくるまで長押ししてください。
リセットは、正しい手順を踏まずに無理やり終わらせて、再び立ち上げるという非常手段です。
ですから、作業中のデータを失う危険性があるので承知してきましょう。
リセットすると作業中のデータが保存ができない?!
リセットはiphoneの操作が何もできないようなときに取る方法ですから、作業中のデータを保存することができません。
つまり、作業中のデータを保存する術があるようなときは、リセットではなく、再起動という方法を取ればよいということにもなります。
4.電源ボタンを使わずにiphoneを再起動させる方法
電源ボタンは使用頻度が高いので、壊れて動かなくなることがあります。
そんな非常事態でも、電源ボタンを使わずにiphoneを再起動させる方法を念のために覚えておきましょう。
- 「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「Assistive Touch」の順でタップする
- 「Assistive Touch」を有効にして画面にロックのボタンを表示させる
- ロックのボタンを長押しすると、電源ボタンを長押しするのと同じ効果があるので、画面上に「電源をオフ」を表示させスワイプして電源を落とす
上記の方法で、電源が落ちたのを確認したら充電器を用意し、iphoneを充電器につなぎます。
そうすると、自然に電源が入り再起動と同じ状態になります。
再起動はiphoneを正常に動作させるために不可欠です。
数週間に一度の再起動だけで、iphoneを調子よく使えるようになりますからなるべく行うようにしましょう。
まとめ
「iphoneの動きが鈍くなった!」と思ったら再起動することが多いですよね。
リセットも似たようなニュアンスですが、実はちょっと意味が違うことがわかりましたね。
リセットは作業中にフリーズしてしまったときに、無理やり強制終了させることになります。
作業中のデータが失われたり、iphone側に負荷がかかりそうなのであまりおすすめはできません。
ですから、リセットをしないようにするには、ときどきiphoneを再起動して調子の良い状態にしておきましょう。
再起動にはそこまで時間はかかりませんし、面倒くさがらずに行ってくださいね!
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