売り切れが後を絶たないAirPods Proは何がヤバいのか?1週間使ってみて徹底レビュー!

レビュー評価

ここでは、実際にAirPods Proを購入して感じたポイントや特徴を交えつつレビューしていきます。

AirPods Proを購入して1週間ほどですが、これまでのワイヤレスイヤホンの中で最も良い性能であると感じています。
また、従来のAirPodsや他社のワイヤレスイヤホンも使用していた経験があるため、そちらとの比較を交えつつレビューしていきます。

AirPods Proの値段や同梱商品について

AirPods Proの定価は27,800円(税別)となっています。

AirPods Proには以下の商品が同梱されています。

  • 説明書
  • AirPods Pro本体とケース
  • USB-C Lightningケーブル
  • イヤーチップ

 

従来のケースと比べ、今回のケースは横に長いものに変化しました。

後述しますが、このようなカナル型イヤホンはイヤーチップ次第で付け心地が大きく変化するため、嬉しい同梱品です。

USB-C Lightningケーブルは、AirPods Pro以外にも様々な端末で対応が進んでいるため、何本あっても困らないものと言えます。

後述しますが、このようなカナル型イヤホンはイヤーチップ次第で付け心地が大きく変化するため、嬉しい同梱品です。

USB-C Lightningケーブルは、AirPods Pro以外にも様々な端末で対応が進んでいるため、何本あっても困らないものと言えます。

AirPods Proの基本機能について

AirPods Proの基本機能は、前身のAirPodsとほぼ同じと考えて問題ないでしょう。
付けたときに、前に再生していた音楽が自動再生される点や、耳から取り外すと音楽が一時中止される機能などがそのまま受け継がれています。

以前あった本体をタップすることで音楽の再生をコントロールできる機能は、本体のデザイン変更により変化しました。
本体下部のつまみを捻ることで音楽の再生コントロールが可能になりました。

このつまみ部分は設定を変更することでSiriを起動することも可能。
Siriの音声認識力は年々向上しているため、優秀なマイクを搭載しているAirPods Proとの相性は良いと言えるでしょう。
誤タップがなくなるため、こういった機能は嬉しいですね。

AirPods Proの遮音性と新機能について

従来のAirPodsは付け心地や機能性は良好なものの、外部の環境音や会話が耳に入ってきてしまうという弱点がありました。
新作AirPods Proは、従来のモデルとは打って変わり「カナル型」を採用しています。

カナル型とは、耳栓のように直接穴に装着するイヤホンタイプの名称です。遮音性が高く、発売されているワイヤレスイヤホンの多くはこのタイプを採用しています。
しかし遮音性が高すぎるため、音の開放感の少なさや唾を飲み込む音が自分の耳に丸聞こえしてしまうといったデメリットがありました。

AirPods Proには、このデメリットを解消する「外部音取り込み機能」が搭載されています。この機能は周りの音を内蔵マイクによって拾うことで音にバランスを生み出します。これにより従来のAirPodsで感じられた環境音や周囲の会話を取り込むことができるため、聞く音に開放感をもたらすことができます。

この機能を初めて試した時、あまりの自然さに驚愕しました。
音楽が聞こえているのに周囲の環境音も違和感なく聞こえてくるこの感覚は、実際にAirPods Proを購入した際に楽しんでいただきたい要素の1つです。

AirPods Proは、本体をカナル型へと変更し外部音取り込み機能を追加することで、遮音性と快適さを確実なものにしました。

AirPods Proの付け心地は?

AirPods Proは従来のモデルと比べ、耳の穴に入れる部分を短く設計し小型化しました。使用するイヤーチップをシリコン製にすることで自然な付け心地を実現しています。

従来のワイヤレスイヤホンは耳に入れる部分が大きく、耳栓のようなフィット感がありませんでした。
そのため、長時間の装着では耳の穴の蒸れや謎の圧迫感を感じたことも。

このAirPods Proでは、そんな耳への負担を軽減するために本体部分を短くし、イヤーチップをシリコン製にすることでフィット感を生み、同時に耳の穴への圧迫感を軽減しています。

従来のAirPodsやワイヤレスイヤホンには、当時としては革新的な機能が盛り込まれていましたが、機能面を重視するあまり本体が重くなってしまい、これにより耳が引っ張られる感覚を覚えたこともありました。

本体を小型化することでこうした感覚も取り払うことに成功しました。

余談ですが、快適な付け心地と耳への負担の少なさから、私はAirPods Proを付けていること自体を忘れて、入浴しそうになりました。

それほど生活に溶け込める素晴らしい付け心地のワイヤレスイヤホンと言えるでしょう。

ノイズキャンセリング機能について

AirPods Proには周囲の雑音を遮断するノイズキャンセリング機能があります。

先ほど外部音取り込み機能について触れましたが、このノイズキャンセリング機能は、イヤホンの遮音性を極限まで高めることで周囲の音を一切聞こえないようにする機能のことです。

この機能も是非購入して体験していただきたいです。全くといっていいほど周囲の音が聞こえなくなります。
同時に音楽も聞こえているので、実際の遮音性は耳栓を超えていると言えるでしょう。

この機能により圧倒的な没入感を得ることが出来るため、心地よい眠りが実現できています。

AirPods Proの耐久性について

AirPods Proは一定の耐水性があります。
これは腕時計でよく聞く生活防水とは別のもので、雨や汗といったごく少量の水分に対応しているということでした。
汗をかくフィットネス、雨天時のランニングなどに利用できる点は従来のAirPodsと変わっていません。

AirPods Proのバッテリーについて

AirPods Proのバッテリーは1回の充電で4.5時間外部音取り込みをオフにした場合は5時間と公式で明言されています。
発売直後は右側バッテリーの減りが異常に早いバグが話題となっていましたが、すでに修正されています。
実際に充電限界まで使用しましたが、公式発表のバッテリー持ち時間は正しいものであると言えるでしょう。

AirPods Proの音質について

AirPods Proの音質は標準レベルです。
ノイズや雑音も入らず、かといって音域に特化している要素もない一般的な不自由のないワイヤレスイヤホンと言えます。

音質に関して踏み込んだ話をするならば、このAirPods Pro は若干音の強さ、いわゆる低音域が弱いと感じました。これはソニーや他社のワイヤレスイヤホンと比較した結果です。

女性ボーカルの音楽やクラシックを聞いた際、特に気になる点はなかったのですが、低音域が強めのEDMを聞いた際は没入感に物足りなさがありました。

しかし、AirPods Proは日常で使うことを想定した機能性重視のワイヤレスイヤホンなので、このような細かい音質の違いは気になりませんでした。

音に関わる仕事をしている方や高音質な音響機器を求めている、という方はAirPods Pro以外のワイヤレスイヤホンやヘッドホンを購入することをおすすめします。
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AirPods Proに感じた残念な点

AirPods Proはノイズキャンセリング機能や外部音取り込み機能といった優秀な機能を揃えているのにも関わらず、必要に応じてこれらの機能をその都度切り替えなければいけません。
ユーザーの希望音量バランスをあらかじめ設定し、自動調節してくれる機能があれば尚更良かったと感じました。

また、音量調節を端末側でしなければいけないためその点も面倒であるな、と感じました。これは発売前から言われていたポイントではありますが、改善されませんでした。

加えて、あくまでAirPods ProはiPhoneユーザー向けの商品であると感じました。Android端末でも接続してみましたが、同期の手間や音の途切れ、インターフェース周りの適応力がiPhoneに比べて欠けており、AirPods Proのポテンシャルを最大限発揮できないと感じました。

AirPods Proを1週間使ってみた感想

AirPods Proを1週間使ってみたところ、使い心地や機能性は今まで発売されたワイヤレスイヤホンの中で最も良いのでオススメできます。
小型、軽量化された本体や没入感を与えてくれる様々な機能は感動的で革新的なものであると感じました。
私はiPhoneユーザーなのですが、接続の速さや音の遅延といった技術的な問題もほぼなく快適に利用できています。

AirPods Proは今後も長く愛用していきたいと感じるワイヤレスイヤホンです。

AirPods Proの動画

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